四月の雪 SHINOBI ファンタスティック・フォー 注目はクリス・エヴァンス! [映画いろいろ]
四月の雪
監督・脚本:ホ・ジノ
出演:ペ・ヨンジュン、ソン・イェジン、イム・サンヒョ、リュ・スンス
ひと言で言うと「ヨン様のプロモとしてはまあまあの出来なんじゃない?」って感じ。
不倫愛がベースにストーリーの為、愛に苦悩するヨン様の翳りある表情、明らかにファンサービス向けに設定された唐突なラブシーンなど、まあ、過不足なくファンの方は喜ぶのかと。
ただね、作品としてはかなり微妙な仕上がりだったね。
私は韓流ブームの前から、普通の映画マニアとして監督映画は見ていたので、この監督の作品「春の日は過ぎゆく」「八月のクリスマス」をオンタイムで見てるんだけど、この監督って基本的なアプローチが一緒なんだよね。
派手な演技や過剰な演出で魅せるのではなく、微妙な雰囲気や感情やそれを比喩する風景だったり、なんていうのかなぁ、作品の全体的な「雰囲気」で魅せるというか。。。
このアプローチって私個人はキライじゃないんだけど、正直な感想として決して成功とは言えないと
思うんだよね。この作品でも不倫を扱っているので、主人公の男女の心の葛藤や揺れを激しい台詞や行動で表現するのではなく、繊細(と監督は思ってるはず)な表現で体言させようとそてるのは分るんだけど、結局の所、これが「薄っぺら感」や「意味不明」的なレベルにしかなってない。
「八月のクリスマス」なんかもね、雰囲気は凄く良いんだけど、見終わったと何故か何も残らない。
映画としての印象が薄~いんだよね。
まあ、そんな監督とヨン様の組み合わせは、決して悪くないんじゃなかとは思いました。
見終わっても「何も残らない」のは事実だけど、「いい雰囲気の映画だね」とは感じれるから。
オススメ度:★★☆☆☆
監督:下山天
原作:山田風太郎
出演:仲間由紀恵、オダギリジョー、黒谷友香、椎名桔平、沢尻エリカ
「仲間由紀恵がキレイだなぁ~♪」
まあ、そんな印象が全てと言っても過言でないレベルの作品ですな。
仲間由紀恵の目力とちょっと過剰演技なオダギリジョーは、ホントに美男美女で惚れ惚れした。
この二人に美しさだけでも、見ごたえはあった。
ただね、肝心の映画の方は別にどーでもいい感じだった。
なんかね、忍同士の戦いのシーンが完全に「グリーンデスティニー」や「HERO」のパクリと言うか、
二番煎じ(つーか、五番煎じレベルか)になっていて、目新しさが全くない。
原作は「魔界転生」でもお馴染みの山田風太郎先生の「甲賀忍法帖」で、この原作は痛快なエンタテイメントとしてホントに面白いんだけど、今回の映画版では基本設定は原作を踏襲し、それ以外は全くの別物としてみるしかないね。
あと、ホントにどーでもいい話だけど、椎名桔平が浮きまくり過ぎ!
なんかさ、僕は昔は彼のファンだったんだけど、最近の彼はちょっと色物化してる。
今回も白髪長髪のあの扮装、あれはないんじゃないかなぁ~。ヤバイぞ、キッペイ!!!
オススメ度:★★☆☆☆(仲間由紀恵の美しさに対して)
ファンタスティック・フォー
監督:ティム・ストーリー
出演:ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス、マイケル・チクリス
アメコミの映画と言えば、 「バットマン」を始め、「X-MEN」「スパイダーマン」「ヘルボーイ」などなど、数を上げればキリが無いのだが、なんか、今までのアメコミ系とはちょっと毛色が違うところが面白かったかも。
「ファンタスティック・フォー」の設定が、普通の人間が間違って宇宙風(だったけ?)を浴びてしまい、その放射能かなんかの影響で特殊な能力を持つことになる訳。
なので、ある人間は自分自身の特殊な能力に戸惑い、ある者は喜び、ある者は悩み苦しみなど、キャラクターの個性がかなりはっきりしており、しかもヒーローでありながら、妙に人間味があったりして、「スパイダーマン」「スーパーマン」等と違ったヒーローの像が新鮮だった。
特に面白かったのが、火をあやつるキャラ。有名人になることを切望し、出かがり屋でお茶目さん。
私はこのキャラにすっかりはまった。
つーかね、この役のクリス・エヴァンスが超カッコいい!
↑この写真はイマイチなのですが。。。
なんか、久々に「こいつはブレイクする」って感じた俳優ですね。
他の作品は「スカーレット・ヨハンソンの 百点満点大作戦」(←何これ?つまんなそう)と「セルラー」しかないんだけど、この作品ですっかりファンになった。
ポスト・ブラピになれる逸材として、これから注目して行こうっと。
オススメ度:★★★☆☆(新鮮なキャラ設定とクリス・エヴァンスに)
お~っ!!3本立ては凄い凄い!・・・ピカチユウさんの記事で、改めて
観る気がしなくなった。韓流・・・まったく興味ないんだなあ~。
どの俳優さんも、品行方正・キレイすぎて、なんかひいちゃう!!
ただ、オバはん達には、そんな所が良いんだろうけどね!
映画ってさ、一人1800円もするでしょ。夫婦で行くと3600円・・ついでに
食事したりお茶したり・・映画大好き!だから、たくさん観たいけど
経済的に、1カ月に何本も観るのは無理なんだよね。。。なので、吟味して
どの映画を観るか検討するんだ。そんな時、ピカチュウさんの記事が
とっても役に立ちます!!(ん?なんかテレビショッピング風??)
久々に、おピカさんのコメント聞きたいなあ~!!
by はなママ (2005-09-19 19:39)
「SHINOBI」の原作「甲賀忍法帖」は、マンガにもなっていますよね。たしか、「バジリスク」だったかな?
マンガの方は、けっこうエッチなシーンがあったんですけど・・・映画は原作を踏襲しているっていうことは、あまりエッチなシーンがないんですね。
ちょっとがっかり。(^-^;
by しゃくれアゴ (2005-09-19 22:24)
「ファンタスティック・フォー」は絶対見に行く!!と決めてます。(笑)
岩のような体になった役を演じた人は、始めはCGでやる予定だったそうですよ。(動きは俳優さんの動きをコンピューターで取り込み…みたいな。)でも俳優さんが「メイクをしてきちんと演じたい!」と切望したらしくCGは却下。そのせいで(笑)毎回3時間のメイクをしていたとか。
そういうこだわりって、作品に大きく影響してくると思うんですよね。
うぅぅぅぅ〜〜〜。早く仕事を一段落させて、映画三昧の日々を送りたい!!
by nao (2005-09-20 00:45)
>はなママさん
映画ってさ、一人1800円もするでしょ。夫婦で行くと3600円・・ついでに
食事したりお茶したり・・映画大好き!だから、たくさん観たいけど
↑そうでしょね。。。もっと、手ごろな料金設定であればねぇ~。
私の友人も全く同様の人、かなり多いですよ。
(ん?なんかテレビショッピング風??)
↑風、風!!(笑)
>しゃくれアゴさん
「バジリスク」ですね、私も持ってます。
確かにこっちはお色気たっぷりだね。
つーか、ホントに原作はお色気ムンムンだからね。
まあ、この主演2人に「チョメチョメ」はまだまだ、無理でしょうなぁ。。。
>naoさん
CGですか、私的にはその方が良かったような。。。
なんかね、メイクが妙に安っぽくてね、岩的な硬さを感じないのよ、これがさ。
うぅぅぅぅ〜〜〜。早く仕事を一段落させて、映画三昧の日々を送りたい!!
↑ホント、早く落ちつくといいっすね!!
私は映画ないと生きていけないので、なんとなく気持ち分ります。。。
by ピカチュウ (2005-09-20 21:40)
椎名桔平、やっぱり浮いてたんですね。CM観てても浮いてますもんね。いっそいさぎいい印象さえ受けます(笑)際物ドラマだったけど、「BLACK OUT」の頃は結構好きだったんですけどねぇ。
by tap (2005-09-20 22:45)
もうね、予告の時点で浮いてたもんね、あのまんまよ。
私的には傑作ドラマ「永遠の仔」の頃がピークだね。
あの頃は「いい役者」だと思ったけどね。。。
by ピカチュウ (2005-09-20 23:27)
こんにちは。
ファンタスティック・フォーは面白かったです。
気楽に楽しめたので、子供と一緒でも良かったな~。
あの岩男さん、着ぐるみ(?)だったんですね。
桔平さま。普通にしてればいい男なのに。あぁ、もったいない。
劇場の予告編で、あの扮装観たときはショックでした・・・。
それにしても、いつもながらすごいですね。3本とは!
by (2005-09-21 07:40)
単純に楽しめたでしょ!
着ぐるみだよ、着ぐるみ。だから、岩肌的な硬さが感じられなかったなぁ。
キッペイ、もっと役を選べばいいのに。。。
3本はありありよ。逆に1本とかだと、かなり物足りない感じ。
by ピカチュウ (2005-09-21 23:30)