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アカデミー賞直発表!保守派に阻まれた番狂わせの受賞結果に辟易 [映画いろいろ]

という訳で、本年度のアカデミー賞が発表され、作品賞はななんと、なんと!大穴「クラッシュ」がさらっていくと言う、超大番狂わせな結果となりましたね。

にしても、アカデミー賞の会員って、ホントに保守的だよなぁ。
同性愛ってそんなに受け入れがたいことなのかね。

確かに「カウボーイ」=「古きよき時代のアメリカ男の象徴」な訳だから、その象徴をキリスト教で大罪とされる同性愛で汚されたってことなでしょうから、受け入れられないのは解らなくもないが・・・

「クラッシュ」については、確かに脚本は良く出来ているけど、そもそも、その脚本が余りにも作りこみ過ぎ感が強いし、そこで描かれているこの作品のテーマである「人種差別」の表現自体が、かなり平坦で、表層的なんだよね。

作品の出来としては、贔屓目無しに見ても「ブロークバック・マウンテン」の方が上だし、「ミュンヘン」なんかも「クラッシュ」よりは、全然良く出来ていたと思うんだけどね。

う~ん、何とも残念な作品賞の受賞結果である・・・

■各部門の受賞結果はこちら↓

本日、待ちに待ったアカデミー賞の発表!
と言うことで、私なりに直前予想をしてみま~す。

◇作品賞
「ブロークバック・マウンテン」 ●これ以外には考えられん!
「カポーティ」
「クラッシュ」 ■受賞:誰が何と言おうと、納得いかない!!
「グッドナイト&グッドラック」
「ミュンヘン」

◇監督賞
アン・リー(「ブロークバック・マウンテン」) ●これ以外に考えられん!!■受賞
ベネット・ミラー(「カポーティ」)
ポール・ハギス(「クラッシュ」)
ジョージ・クルーニー(「グッドナイト&グッドラック」)
スティーブン・スピルバーグ(「ミュンヘン」)

◇主演男優賞
フィリップ・シーモア・ホフマン「カポーティ」) ■受賞:まあ、順当ですな。
テレンス・ハワード(「Hustle & Flow」)
ヒース・レジャー(「ブロークバック・マウンテン」) ●これに獲って欲しい!多分、フィリップでしょうね
ホアキン・フェニックス(「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」)
デビッド・ストラザーン(「グッドナイト&グッドラック」)

◇主演女優賞
ジュディ・デンチ(「Mrs. Henderson Presents」)
フェリシティ・ハフマン(「Transamerica」)
キーラ・ナイトレイ(「プライドと偏見」)
シャーリーズ・セロン(「スタンドアップ」)
リース・ウィザースプーン(「ウォーク・ザ・ライン」) ●ホント、上手くなったなぁ~■受賞

◇助演男優賞
ジョージ・クルーニー(「シリアナ」) ■受賞:この作品のジョージ別に普通だった。功労的意味かな
マット・ディロン(「クラッシュ」)
ポール・ジアマッティ(「シンデレラマン」)
ジェイク・ギレンホール(「ブロークバック・マウンテン」) ●これも個人的思い入れ。ジョージ本命。
ウィリアム・ハート(「ヒストリー・オブ・バイオレンス」)

◇助演女優賞
エイミー・アダムス(「Junebug」)
キャサリン・キーナー(「カポーティ」)
フランシス・マクドーマンド(「スタンドアップ」)
レイチェル・ワイズ(「ナイロビの蜂」) ■受賞
ミシェル・ウィリアムズ(「ブロークバック・マウンテン」) ●これも個人的思い入れ。

◇オリジナル脚本賞
「クラッシュ」 ●かなり作り込み過ぎで個人的には「・・・」って感じだったけどね。■受賞
「グッドナイト&グッドラック」
「マッチ・ポイント」
「イカとクジラ(仮題)」
「シリアナ」

◇脚色賞
「ブロークバック・マウンテン」 ●もう、絶対に決まり!■受賞
「カポーティ」
「ナイロビの蜂」
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
「ミュンヘン」

◇外国語映画賞
「Don't Tell」(イタリア)
「戦場のアリア」(フランス) ●見て無いけど、内容聞いたら非常に興味持ったので。
「Paradise Now」(パレスチナ)
「白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々」(ドイツ)
「Tsotsi」(南アフリカ) ■受賞

◇美術賞
「グッドナイト&グッドラック」
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
「キング・コング」
「SAYURI」 ●内容微妙だっけど、美術は良かったもん。
「プライドと偏見」

◇撮影賞
「バットマン・ビギンズ」
「ブロークバック・マウンテン」 ●ホントに美しい映像でした。。。
「グッドナイト&グッドラック」
「SAYURI」 ■受賞
「ニュー・ワールド」

◇衣裳デザイン賞
「チャーリーとチョコレート工場」
「SAYURI」 ●キレイな衣装でした。■受賞
「Mrs. Henderson Presents」
「プライドと偏見」
「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」

◇編集賞
「シンデレラマン」
「ナイロビの蜂」
「クラッシュ」 ■受賞
「ミュンヘン」 ●本編もかなり良かったんだけどね~
「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」

◇メイクアップ賞
「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」 ●作品的にはどーでもいい映画だった■受賞
「シンデレラマン」
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」

◇作曲賞
「ブロークバック・マウンテン」 ●音楽もすばらしかったよ!サントラ必聴!!■受賞
「ナイロビの蜂」
「SAYURI」
「ミュンヘン」
「プライドと偏見」

◇オリジナル歌曲賞
“In the Deep”(「クラッシュ」) ●他の作品知らないので
“It's Hard Out Here for a Pimp”(「Hustle & Flow」) ■受賞
“Travelin' Thru”(「Transamerica」)

◇音響賞
「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」
「キング・コング」 ■受賞
「SAYURI」
「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」
「宇宙戦争」 ●1つぐらいあげるか

◇音響編集賞
「キング・コング」 ■受賞
「SAYURI」
「宇宙戦争」 ●2つぐらいあげるか

◇視覚効果賞
「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」
「キング・コング」 ■受賞
「宇宙戦争」 ●何気に3つ目!?

◇長編ドキュメンタリー映画賞
「Darwin's Nightmare」
「Enron: The Smartest Guys in the Room」
「皇帝ペンギン」 ●これも見たのこれしかないので■受賞
「Murderball」
「Street Fight」

◇短編ドキュメンタリー映画賞
「The Death of Kevin Carter: Casualty of the Bang Bang Club」
「God Sleeps in Rwanda」
「The Mushroom Club」 ●解らん・・・
「A Note of Triumph: The Golden Age of Norman Corwin」 ■受賞

◇長編アニメ映画賞
「ハウルの動く城」
「ティム・バートンのコープスブライド」
「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」 ●ハウルにとって欲しいが、これだろうね。■受賞

◇短編アニメ映画賞
「Badgered」
「The Moon and The Son: An Imagined Conversation」 ■受賞
「The Mysterious Geographic Explorations of Jasper Morello」 ●解らん・・・
「9」
「One Man Band」

◇短編実写映画賞
「Ausreisser (The Runaway)」
「Cashback」 ●もうなんでもいいかぁ
「The Last Farm」
「Our Time is Up」
「Six Shooter」 ■受賞

知らない作品あるので超アバウトだけど、超個人的な思い入れで「ブロークバック・マウンテン」に8部門完全制覇をして欲しいなぁ~。
まあ、実際は「作品」「監督」「脚色」「作曲賞」の4部門ってところだろうけどね。


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ブロークバック・マウンテン、今年必見中の必見作です! [映画いろいろ]

■ブロークバック・マウンテン

監督:アン・リー
出演:ヒース・レジャー 、ジェイク・ギレンホール 、ミシェル・ウィリアムズ 、アン・ハサウェイ

昨日、初日に見て行って既に24時間以上たってる訳なんだけど、未だに私の心の中で「切なさ」と言う名の感情が蠢いているようです。ここ数年見た映画の中でも、ここまで心の奥底に響いた映画はないかもしれない。

明日発表されるアカデミー賞で最多8部門ノミネートされるなど、公開前から話題となっていた今作。話題は何と言ってもアメリカ男児の象徴であるカウボーイ同士の同性愛と言う、ショッキングなテーマにあることは間違いないでしょう。劇中でも激しいセックスシーンもありますし。

そんなことよりも何よりも心を打つのは、この映画で描かれているのは「人間が生きること」そのものであり、そこで生まれる「喜怒哀楽」、人間の本質的な感情の全てが出ているからだと思います。

ちょっと前置きが長くなったので、ここで簡単にストーリーの説明を。。。

古きよき時代の1963年ワイオミング州。羊の放牧管理で雇われた20歳の青年イニスとジャックは、美しい自然が広がるブロークバック・マウンテンでひと夏を2人だけで過ごすこととなる。過酷なキャンプ生活の中、お互いを助け合いながら暮らし友情を育むうちに、その友情がいつしか男同士の許されない感情へと昇華していく。

ひと夏のキャンプも終わり離れ離れとなった2人は、それぞれ家庭を持ち妻と子供と一見幸せそうな生活を送ってるかのように見えたのだが、4年後のある日、ジャックからの手紙がもとで再会し、その後16年にも渡る隠された愛を育み続けることとなるのだが、保守的な時代、現実は2人に厳しく立ちはだかり。。。

映画の前半は美しい自然の映像に魅せられ、主人公2人の愛情とも友情ともつかない関係を優しい感情で見ていられるんだが、後半の展開からはもう切なくて切なくてポロポロ涙が落ちてしまった。

注:以下ネタバレ

20年の歳月を経て40歳となった2人が湖にたたずみ、イニスが自らの心に内を爆発させ泣き崩れるシーン。もうさ、このシーンのイニスの心を心を思うと切なくて仕方なかった。
多分、イニスはジャックに出会わなければ、同性愛に目覚めることとはなかったと思う。
ジャックは元来の同性愛者だとは思うが、イニスの場合は、たまたま、愛してしまった相手(ジャック)が男性だったんだと思う。
だから、このシーンでのイニスの心の叫びは、自分でもどうすることも出来ないことへの苛立ちや悲しみ、切なさ、などなど。彼の心を思うと、見ている方も切なくて心が引き裂かれる思になる。

さらに、多分、同性愛者であることが元で殺されたであろうジャックの実家を訪ね、彼の部屋で発見した血に染まった2枚のシャツ。
キャンプ生活の最後の日に、2人が初めて殴り合い互いのシャツを血で染めてしまい、イニスはそのシャツを「無くした」と前半のシーンで言っていたが、実はジャックが盗んで持っていたのだ。

盗むと言うと表現は良くないが、ジャックは本気でイニスを愛していて、もしかするとこの別れが最後に別れになると思い、イニスの思い出としてこのシャツを盗んだんでしょう。
そのシャツを20年もの間自室に仕舞い込み、イニスのシャツをジャックのシャツが優しく抱くように包まれ、それを発見し抱きしめるイニスにまた、涙、涙、涙・・・。

さらに、さらに、ラストシーンでも落ちぶれたイニスの薄汚いトレーラーハウスで、娘の帰宅後にクローゼットをあけ、今度はイニスがジャックのシャツを包み変えられ、その横にはブロークバック・マウンテンの絵葉書が・・・。もう、このシーンでは鼻水もずるずるで、スゴイ状態になってり、エンドロールで流れてくる曲「he was a friend of mine」の歌詞でさらに号泣でした。。。

別にお涙頂戴の映画では無いんだけど、とにかく切ないんです、この映画。

また、話題は主人公の同性愛にばかりスポットが当たっていますが、それ以外にも2人の妻や両親との家族関係にもしっかり焦点が当たっていて、イニスが同性愛者だと言うことを目撃してしまった妻の切ないことったら、ないんですよ、これが。どうします、自分の愛した旦那が、見知らぬ男と激しくキスをしているのを目撃してしまったとしたら。。。

書きたいことはもっとあるんだけど、私のレビューなんかと見るよりは、兎にも角にも、映画本編を見て欲しいです。描かれていることは同性愛が中心ではありますが、ここで描かれている様々な人間の感情、とくに「切なさ」に心を打ち抜かれるでしょう。

オススメ度:★★★★★(これ以上の価値あり)

原作はこちら

ブロークバック・マウンテン

ブロークバック・マウンテン

  • 作者: E・アニー・プルー
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/02/17
  • メディア: 文庫


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山田孝之に隠し子発覚に感じる「あり」と「なし」の境界線 [雑記いろいろ]

現在、TBSドラマ「白夜行」に出演中の人気若手俳優、山田孝之に隠し子がいあることがスポニチのスクープで発覚した。

記事によると、以前から交際していた女性(22)が、昨年春に妊娠してることが分り、当時の山田は映画「電車男」が公開され大ヒットを記録中であったため、話し合いの結果、結婚はせずに子供を産み、女性が育てていくことで合意、山田は生活費、養育費などすべて負担しているんだとさ。

芸能界における「隠し子騒動」は珍しいものではなく、有名なのは当時はまだイケてた石田純一の騒動で、その後隠し子である息子・壱成も芸能界デビューと言う離れ業を成し遂げたし、他にもあげればキリがないのである。

そんな隠し子騒動は、どちらかと言うと「否定的な印象」は否めない。
何故か?
隠した本人は「結婚」(もしくは離婚)していて、「隠し子」と言うより、「浮気のため認知できない子」って場合が、多く見られるからである。

これは何も芸能人に限られたことではなく、一般人に置いても「隠し子」=「浮気のため認知できない子」のパターンが主流なんじゃないかと思われる。

「浮気のため認知できない子」と言うイメージの時点で、決して肯定的な印象で受け入れることはないのは仕方ないのである。

そんなことを考えると、今回の隠し子騒動は、何となく「まあ、ありはありかなぁ~」って気にさせられるのは、決して私だけではないのでしょうか?

しかも、記事によると

(注:原文そのまま流用)
山田は中学卒業後に芸能界入りし、コツコツと演技の勉強を重ねながら、地道な努力で主演の座を獲得してきた。そのことは交際していた女性が「一番よく分かっていた」(親しい知人)という。役者として一番大事な時期であることを理解し、2人で出した結論だった。

みたいな、人情話を聞かされると、彼女の彼(山田)に対する愛みたいなものの感じられるし、子供もまだ赤ちゃんだし、「まあ、2人も若いし、事情も事情だから何かありなんじゃなない」って。

しかし、ちょっと冷静になって考えてみると、じゃあ、このまま子供が成長していった場合、山田孝之はこの女性と正式に結婚するのか?って考えると、なんとなく「しない」気がするんだけどね。。。

「苦労時代を支えた女」って、美談としてはよく聞くんだけど、結局は捨てられるパターンが見受けられるし、山田孝之もこの2~3年が正念場だろうし、年齢もまだ22歳だし・・・

そう考えると、もし今回の発覚が無ければ、正式な結婚もないまま、5年、10年、20年と過ぎ、山田が落ち目の中年オヤジになってから、「隠し子騒動」と言う、ある意味で石田純一的なパターンも決して想定できない訳ではない。

今回の件は、色々な面から考察してみると、「あり」のようで、「なし」のようで、「あり」「なし」の境界線を宙ぶらりんしてる、そんな気がして成らないなぁ。。。

オススメ度:☆☆☆☆☆(どんな理由であれ、男は正式にけじめをつけるべき!)


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森光子のお肉大好きキャラ起用への滑稽 [雑記いろいろ]

なんか、ホントにどーでもいい話なんだけど、最近ちょくちょく目につく広告がある。
日本食肉消費総合センターなる、財団法人が展開する「森光子のお肉キャラ」広告である


↑これがそのポスター。

キャッチコピーからして、直球勝負で「お肉大好き」である。

森光子の年齢不詳ぶりは有名であるが、今年でなんと86歳と言うからマジで驚きだ。
その若さの秘訣が、毎日必ずお肉を食べることと言うのは有名な話で、トーク番組は雑誌等で本人が語ってるから間違いないのであろう。

多分、上記の流れがあって、「いつまでも森さんのように若く生きましょう!その為に肉を食いましょう!」って言う、食肉促進・推進のスローガンの元に、森光子がイメージキャラに大抜擢されたんでしょうね、きっと。間違いなくそうだろうな。

ただ、だからと言ってお肉を推進するキャンペーンのイメージキャラクターとして相応しいかと言えば、ちょっと疑問である。

86歳。確かに見た目の年齢からすると異常に若く見えるのは確かだが、垂れた下がった皮膚、骨ばった顔立ちや体型は、少なくとも「肉」的なイメージとは正反対である。

下のポスターはハリウッドの特撮張りのメイクを施し、特に真っ赤に塗られた口紅が、「肉=血」的なイメージを想起させる為の特撮であることは、誰の目にも確かな事実のはず。


↑リアルに怖い。つーか、超不自然。

下記写真をもう一回見てください。

テーブルに並ぶ肉の山、山、山。。。
「86歳の老女」対「ステーキ×2皿、しゃぶしゃぶ肉」
さらに、後ろから追加肉を運ぶ男。しかもこの男が、何故か生島ヒロシ・・・

なんか、もう、「お腹一杯」な感じである。
それも、ゲップが止まらないほどの満腹感と言うか、拒絶反応と言うか。。。

この「光子、お肉大好き!!」ポスターは、駅や電車の中吊りでよく見かけますので、皆さんも一度凝視してみてください。
真剣に見れば見るほど、「滑稽」で「オゲェ~」と言う満腹感に教われます。

にしてもだね、何故、このタイミングで生島ヒロシな訳???


↑わざとらしい作り笑顔が、またウザイ。

オススメ度:☆☆☆☆☆


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モー娘。加護亜依の喫煙騒動の今更感と有名人としての自覚の欠如 [雑記いろいろ]

元モーニング娘。の加護亜依(18)が、未成年での喫煙がバレて10日間の謹慎だとさ。

↑上記の写真はイマイチわかりずらいんだけど、バージニアスリムを3回ほど吹かしたんだって。

実際問題として、世の未成年の数十パーセントは喫煙してるのは事実だから、今更「加護、喫煙で謹慎!!」って言われたって、「へぇ~、そうなんだ。」位にしか感じない。

しかも、元モーニング娘。については、昨年は矢口の熱愛騒動とか、安部なつみの盗作騒動など、毎年必ずと言っていいほどスキャンダラスな話題を提供してる訳だから、私なんかは今回のニュースを見て、「落ち目のハロプロが、話題つくりのために自作自演なんじゃねーかー?」っと、マジで疑念をもったくらいだからね。

まあ、自作自演ってことはありえないけど、それ程までに今回の喫煙騒動は今更感が拭えない。

私が一番気になったのが、加護本人の有名人としての自覚の欠如である。

今回の喫煙場所が、東京・恵比寿駅近くの飲食店なんだって。
店の詳細なつくりがわからないのだが、少なくともパパラッチに激写されるくらいだから、店内は個室ではなくオープンなスペースだと思われる。

・夜
・東京恵比寿
・オープンスペース

この3大要素があって、未成年の有名人がこそこそながらも喫煙するかって感じ。

仮に

・早朝
・島根県の田舎町
・個室

とかであれば、全然ありはありだと思う訳さ。

しかもね、モー娘。自体が過去にもスキャンダル沙汰を起こしてる訳だし、加護自身もデビューして4~5年は経つ訳だから、これはもう、本人の自覚の欠如以外のなにものでもない。
自業自得ってことですな。

私はモー娘。には全く興味ないので、今回の事件を知って久々に「ああ、モー娘。ってまだ解散してないんだね。しかも、加護ってまだダブルユーってまだいたんだ」と思ったくらいなので、「モー娘。はまだ健在です!」ってことがアピールできたと思えば、安い騒動だったんじゃない?


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ホリエモンついに逮捕!社長→容疑者への華麗なる転落 [雑記いろいろ]

ついに、ついに、逮捕!!!

いや~、ホントについにこの時が来たかって感じだね。

それこそ、昨年末には普通にTVに出てたと思ったら、先週16日(火)に強制捜査が入り、「え、マジで!?」っ世間を震撼させてから、わずか一週間での逮捕劇である。

にしてもさ、さっきニュースの字幕で「堀江容疑者」って出た時のインパクト、スゴかったなぁ。
だってさ、わずか数日前には、グループの時価総額が1兆円という、なんとも途方もない数字だった企業の「社長」が、わずか1週間で「容疑者」だからね。

「1兆円の億万長者社長」→「証券取引法違反の容疑者」

ここまでの派手な転落っぷりつーのも、ある意味ではホリエモンらしいね。
まさに、「華麗なる転落」である。

私は以前からホリエモンがキライだったけど(人間的にと言う以前に、顔とか体系とかが生理的に受け付けない)、結構ホリエモン肯定派が多いのも事実で、以前フジテレビ問題について記事にした際には、肯定派の方々から多数のクレームコメントを貰った。

その際の肯定派からのコメントは基本無視だったんだけど、肯定派の方々は何を見て(根拠に)、ホリエモンを肯定してたんでしょうかね、マジで理解できない。

まあ、確かに勢いあったし、ある意味では「カリスマ感」があったのかもしれないが、プロ野球騒動&フジテレビ騒動での売名行為以外のなにものでもない言動、やれ30億円の自家用ジェットだ、数十億での宇宙事業だ、選挙出馬だ、もう、金にものを言わせての軽薄な言動など、どこをどう切り取っても「肯定」できる要素がないんだよね。

にも関わらず、「ホリエモン、頑張れ!!」的に応援していた人間の多いこと、多いこと。
しかも、人のブログに「あーだ、こーだ」っと、クレームを書き連ねたりさ。なんともはやって感じ。

あと、この手の「肯定的輩」は、一般人に限らないと言うこと。芸能人にも多数いるってこと。
特に目に余るのが、テリー伊藤と和田アキ子。

テリー伊藤なんか、「サンジャポ」を中心に、各ワイドショーで軒並みホリエモンを援護してたし、和田アキ子なんかは、「アッコにおまかせ!」で視聴率稼ぎのために利用してたしさ、ホント、軽薄な芸能人の典型的なパターンだね、こいつらは。

この2人、今後の番組でどんなスタンスをとるんだか。
少なくとも、テリー伊藤は「サンジャポ」内で、デーブスペクターに謝罪しろって感じだがね。

ちょっと話はそれてしまったが、とにもかくにも、当面この話題で世間は持ちきりでしょうね。

でもさ、あのホリエモンのことだから、これからも厚かましくもTVに出たりするんだろうね。
あぁ、嫌だ、嫌だ。マジキモイ!!


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ダミアンと69(シックスナイン) 無念!666666ならず666669!! [映画いろいろ]

かなり、どーでもいい記事で何か恐縮さえ感じるのだが、666666HITの激写に失敗した!

「666」と言えば、映画「オーメン」で6月6日6時に生まれた悪魔の申し子ダミアンが、悪魔の象徴として頭に「666」の文字が刻まれていたことから、不吉な数字としてすっかり有名になり、映画自体も大ヒットを記録。続編が4本も作られましたが、面白いのは「1」だけで、それ以降はカスである。

オーメン 特別編

オーメン 特別編

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/02/10
  • メディア: DVD

未見の方はレンタルで観てみて。「オーメン」はかなり面白いよ!
ガラスで首が吹っ飛ぶシーンのビックリ度は、マジでスゴイっす!!!

にしても、666666の最後の数字が6を逆さにした9って所が、語呂合わせ的にはnice!って感じ。
つーか、「666(ダミアン)」と「69(シックスナイン)」ってことかぁ。。。

「悪」と「エロス」=「悪意・悪口ネタ」と「エロネタ」

う~ん、何とも私のブログらしいオチである。

こんな下らない記事を最後まで読んでくれた方、ホントありがとうございます。。。


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ホリエモンついに来るべき時が来たのか!?+祝ブログ1周年 [雑記いろいろ]

ついに、来るべき時が来たと言うべきか。


↑今朝会見でのホリエモン。相当やつれてたけど、相変わらず時折、軽薄そうな微笑は浮かんでた

昨日16日、東京地検特捜部は、ライブドア・グループによる企業買収関連で、自社やグループ会社の株価をつり上げる目的で虚偽事実を公表した疑いが強まり、証券取引法違反(偽計、風説の流布)容疑で、ホリエモンの自宅やライブドア本社などを一斉捜索した。

現時点では証券取引法違反容疑と言うことだから、これから事実の解明が始まるわけで、ホリエモン自身も犯罪者と決まった訳ではないのだが、やはり今回のショックは相当多きでしょうね。

昨年のニッポン放送株の大量取得の際にも時間外取引が問題になり、この時も「法スレスレ」でのやり方に非難が集中していた訳だが、今回の件についてもかなり「法スレスレ」みたいだね。

「法スレスレ」であれば、犯罪ではないし、言い方を変えれば「巧妙(頭の良い)な手口」であって、基本的にはなんら問題はないんだけどね。

まあ、僕個人はホリエモン否定派だし、個人的には全く興味のない人物なんだけど、1つだけ気になるのが、広報担当の乙部の動向。

この女、何を勘違いしてるのか、すっかり一端のタレント気取りでTVに出まくりだし、しかも、何故かちょっと態度が厚かましい感じで、この前も何かのTVに出ていた時のコメントの仕方も、「私は天下のライブドアの乙部よ!」的な雰囲気をぷんぷん醸してた。

当然の事ながらライブドアも一般企業の1つな訳で、しかも広報と言う仕事であれば、それなりの対応や姿勢が必要なのに、ホント、この女は何を勘違いしたのか、困ったもんだ。

とにもかくにも、この事件、今後の動向が気になるところではありますなぁ。

で、そんな話はさておき、本日1月17日でブログ開設1周年となりました!

もう1年かと思う一方、ホントにあっという間だったなぁっと。
開設当初はほんの軽~い気持ちで始めたので、まさか1年も続くと思ってなかったし。

1年前と比べると更新頻度は激減してるのだが、今後も今のペースで少しずつ進めて行きたいと思いますので、これからも皆さん、宜しくお願いします~!!


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ホテルルワンダ、スタンドアップ、プライドと偏見。ルワンダは必見!! [映画いろいろ]

正月第2弾が次々に公開されておりますが、今回は特に「ホテルルワンダ」がオススメです。

■ホテルルワンダ
監督:テリー・ジョージ
出演:ドン・チードル 、ソフィー・オコネドー 、ホアキン・フェニックス 、ニック・ノルティ

昨年のアカデミー賞で、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞にノミネートされ、かなり話題となったにもかかわらず、何故か日本では公開未定状態となり、「ホテルルワンダ 日本公開を応援する会」を中心にネット上で話題となり、今年ようやく公開されることになった作品。

→「ホテルルワンダ 日本公開を応援する会」→http://rwanda.hp.infoseek.co.jp/index.html

この映画は、1994年にアフリカのルワンダで起こった、民族抗争により100万人(だったかな?売る覚え・・・)が大虐殺された事実と、そのルワンダに実在した高級ホテルのホテルマンが、自らの命をも顧みず約1200人の命を救ったアフリカ版「シンドラーのリスト」とも言われている実話です。

世界中で行われている戦争、かなりの割合で「民族間での争い」が中心になってるそうです。
日本は有史以来、基本的には単一民族(まあ、実際には大陸の民族もかなり入っているでしょうが)で成り立っている国ですので、「民族抗争」と言っても全くピンとこないのが事実だと思います。

しかしながら、この映画の舞台であるアフリカや中東、南米などでは、1つの国の中で同じ国の人間が、「民族の違い」で日夜抗争を繰り返しているんです。

わずか10年程前にこのような大虐殺があったのかと思うと、何とも言い様のない思いがあるのと同時に、ここまでの惨劇になる前に何とかならなかったのかと、なんだか心が重くてなりません。

昔の映画ではありますが、「キリング・フィールド」と言う、素晴らしい傑作映画があるのです。
こちらはカンボジア内戦の話なのですが、世界大戦のように国と国が争う戦争以上に同じ国の国民同士が殺しあう内戦には、国同士の戦争以上に、言葉では言い表せない辛さがありますね。

この映画、現在は東京の単館上映ではありますが、今後、全国公開されてより多くの方に見てもらえるといいなっと思います。

オススメ度:★★★★☆

キリング・フィールド スペシャル・エディション

キリング・フィールド スペシャル・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/11/25
  • メディア: DVD


●この映画、未見の方は是非観てください。ホント、ルワンダ以上に必見です

■スタンドアップ
監督:ニキ・カーロ
出演:シャーリーズ・セロン、フランシス・マクドーマンド、ショーン・ビーン

「モンスター」のシリアルキラー役でアカデミー賞を受賞したシャーリーズ・セロンが、セクハラ訴訟に立ち上がる女性を熱演、2度目のアカデミー賞が囁かれている実話を基にしたお話。

まず言いたいのが、あのTVCMは何なんだ!?
所謂、「1人の女性の自立物語」みたいな、陳腐なつくりは。

まあ、確かに「セクハラに立ち上がる女性の物語」では、ちょっと硬すぎて正月第2弾、しかも全国ロードショーではキツイのは分かるが、だからと言って、あそこまで映画のコンセプトとは無関係な宣伝はいかがなものか?配給会社の宣伝戦略にかなりの疑問は残る・・・

で、結論から言うと、年明け早々、中々素晴らしい映画を見たなぁって感じ。

話的には、今から10数年前の北ミネソタの田舎町。「ちなみに、原題はNorth Country」この町は炭鉱町として栄え、そこで働くのは男達ばかりだが、少数の女性が男性に混じって働いていた。しかし、その職場では想像を絶するようなセクハラやパワハラが横行しているのだった。
そんな状況に絶えかねた主人公(セロン)が、会社を相手取って1人で裁判に乗り出す。
孤立無援の彼女に、まわりの仲間は立ち上がる(スタンドアップ)のだろうか・・・

この映画で改めて男性優位社会における、女性の自立や地位向上がいかに難しいものなのかがうかがい知れる。

別に私はフェミニストではないが、やはり、男性社会の歪み構造はいかがなものかと思いましたね。
ラストシーンには、泣かずには入られませんでした。

オススメ度:★★★☆☆

■プライドと偏見

監督:ジョー・ライト
出演:キーラ・ナイトレイ 、マシュー・マクファディン 、ドナルド・サザーランド 、ブレンダ・ブレシン

話的には、イギリスの田舎町に住むベネット家は、娘5人と両親の7人暮らしで、決して裕福ではないながらも幸せに暮らしていた。そんな家族の悩みは、女性には財産の継承権がないので、もし、娘が未婚のまま父親が死去してしまうと、全ての財産が没収されてしまい無一文になってしまうこと。そんなある日、大金持ちの公爵とその友人が現れるだが、ベネット家のエリザベスとその友人を中心に問題が発生し・・・

原作は、世界的に有名なジェーン・オースティンの「高慢と偏見」。
オースティン作品には映画化作品も多く、「いつか晴れた日に」(かなりの秀作!)、「エマ」などがあるのだが、作品的には多分、これが一番有名だと思う。
「ブリジット・ジョーンズの日記」は、そもそも、この作品をモチーフにされてるんですよ。

肝心の映画の方は、原作の世界観を壊すことなく、そつなく良くまとまっていると思います。
特に18世紀イギリスの優雅な田舎町の風景やお城やその内装は、こよなく素晴らしかった。

ただ、個人的には、主演のキーラ・ナイトレイがどうしても最後まで受け入れられなかった・・・
オースティン物「いつか晴れた日に」に出演した、ケイト・ウィンスレットなら完璧だったと思うがね。

オススメ度:★★★☆☆

いつか晴れた日に

いつか晴れた日に

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2005/09/28
  • メディア: DVD


●これもホントにいい映画なので、是非見てみてください。


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2005年ベスト10映画発表! [映画いろいろ]

一言コメントを追加しました♪

年も明けたので、昨年公開された邦画&洋画のベスト10を独断と偏見で選びました。

■邦画編■

1位:運命じゃない人
監督・脚本:内田けんじ
出演:中村靖日、霧島れいか、山中聡、山下規介、板谷由夏

運命じゃない人

運命じゃない人

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売 日: 2006/01/27
  • メディア: DVD

監督はほぼ新人、キャストもイマイチ無名。
しかしかがら、練りに練られた秀逸な脚本がホントに素晴らしいく、ここ近年の邦画の中でも最高
の脚本なのではないかと思う。
「パルプ・フィクション」が好きな方なら絶対に気に入ると思います。
未見の方はDVDで絶対に見て下さい。必見!!!

過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/2005-08-12

2位:埋もれ木
監督:小栗康平
出演:夏蓮、登坂紘光、浅野忠信、坂田明、大久保鷹、岸部一徳

「泥の河」で鮮烈なデビューを飾った小栗監督の最新作。
「運命じゃない人」とは対照的に、脚本的な作りこみは皆無で、ストーリーを楽しむと言うより、
「感覚で楽しむ映画」だと思います。
ラストシーンの美しさは絶品!!

過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/2005-08-12
過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/2005-06-26

3位:いつか読書する日
監督:緒方明
出演:田中裕子 、岸部一徳 、仁科亜季子 、渡辺美佐子 、上田耕一

いつか読書する日

いつか読書する日

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2006/02/24
  • メディア: DVD

中年男女の20年に渡る「純愛」を描く、大人の為の恋愛映画。
主演の田中裕子&岸部一徳コンビがとにかく素晴らしい!!

過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/2005-08-12

4位:ゲルマニウムの夜
監督:大森立嗣
出演:新井浩文 、広田レオナ 、早良めぐみ 、木村啓太 、大森南朋

私の大好きな作家、花村萬月先生の芥川賞受賞作の映画化。
作品全体の完成度としては決して高くないが、監督やキャストの「本気度」に拍手って感じ。
とにかく、今年一番パワフルで勢いのある作品。

5位:空中庭園
監督・脚本:豊田利晃
原作:角田光代
出演:小泉今日子、鈴木杏、板尾創路、広田雅裕 、國村隼

とにかく、小泉今日子の普通に見えるが、実はキレてる主婦が絶品!
監督が覚醒剤で逮捕されたのが残念でならない・・・
個人的には原作の方が全然好きですけどね。

過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/2005-10-10

6位:ALWAYS 三丁目の夕日
監督:山崎貴
出演:吉岡秀隆 、堤真一 、小雪 、堀北真希 、三浦友和

泣ける。それも1回や2回ではない。もう、ボロボロ泣ける。
作品自体は超ベタな人情モノなので、個人的には決して好きな部類ではないが、やはり劇中で展開される「ザ・昭和」な懐かしさには、心動かれずにはいられない。
「超~泣きてぇぇぇぇぇぇ!!」って方、必見です。

7位:隣人13号
監督:井上靖雄
原作:井上三太
出演:中村獅童、小栗旬、新井浩文、吉村由美、石井智也

隣人13号

隣人13号

  • 出版社/メーカー: アミュ ーズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2005/11/25
  • メディア: DVD

明日の映画界を担う若手達の意気込みが感じられて、非常に好感もてる作品。
原作は漫画なんだけど、個人的には映画版の方がずっと好き。
またしても全裸で熱演した小栗君が、役者として一皮むけたんじゃないかなぁ。

過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/archive/c35119

8位:パッチギ!
監督:井筒和幸
出演:塩谷瞬、高岡蒼佑、小出恵介、沢尻エリカ

パッチギ ! スタンダード・エディション

パッチギ ! スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/07/29
  • メディア: DVD

人間としてはかなり嫌いな部類に入る井筒監督ではあるが、この作品では「流石、ベテラン」って
感じで人情味溢れる作品に仕上げてる。

過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/2005-01-22

9位:カナリア
監督:塩田明彦
出演:石田法嗣 、谷村美月 、西島秀俊 、りょう 、つぐみ

カナリア

カナリア

  • 出版社/メーカー: バンダ イビジュアル
  • 発売日: 2005/10/28
  • メディア: DVD

監督は「黄泉がえり」で大ブレークしたんだけど、私的には「黄泉~」は全然買ってなくて、デビ
ュー作「月光の囁き」(畢生の傑作!!)「どこまでもゆこう」等の、小品を買ってます。
この作品もオウム真理教を題材に、「宗教とその子供達」と言う、非常に重いテーマに真向勝負し
てますが、残念ながらテーマがテーマだけに、ちょっと焦点が絞れ切れてないのが残念ではある。

10位:亡国のイージス
監督:阪本順治
原作:福井晴敏
出演:真田広之、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一、勝地涼、原田芳雄、岸部一徳

亡国のイージス

亡国のイージス

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/12/22
  • メディア: DVD

決して悪い作品では無いんだけど、やはり原作があまりにも膨大だったので、消化不足感は否めな
い感じではあったね。特に「アクション大作」として仕上げているので、やはり限界もあり・・・
やっぱし、阪本監督には「どついたるねん」「顔」等の小規模ながらも味のある、本物の作品を作
って欲しいものですね。

過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/2005-08-12

■洋画編■

1位:エレニの旅
監督:テオ・アンゲロプロス
出演:アレクサンドラ・アイディニ、ニコス・プルサディニス、ヴァシリス・コロヴォス

エレニの旅

エレニの旅

  • 出版社/メーカー: 紀伊 國屋書店
  • 発売日: 2005/11/26
  • メディア: DVD

劇場で見てから数ヶ月経つけど、未だに象徴的なシーンの数々がふっと目に浮かぶ。
「旅芸人の記録」「霧の中の風景」「ユリシーズの瞳」などなど、アンゲロプロス監督の作品は、どれもこれもが印象深い傑作しかないのだが、近年の作品の中でも特にこの作品は素晴らしい。
いつもながらの長回しの撮影による水没する町の風景などは、映画史上に残る名シーンじゃないかなぁ。アンゲロプロス作品をまだ見たこと無い方は、是非観ていただきたいですね。
ただ、所謂「ハリウッド映画好き」の方は要注意。開始15分で寝る事間違いない!!

2位:スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
監督・脚本:ジョージ・ルーカス
出演:ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、イアン・マクデ

ィアミッド

スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐

スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ ジャパン
  • 発売日: 2005/11/23
  • メディア: DVD

これは、もう今更説明は不要ですね。
とにかく、未見の方は絶対に観てください!
これを見ずして、2005年は終われませんよ~。

過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/2005-07-10

3位:ヴェラ・ドレイク
監督:マイク・リー
出演:イメルダ・スタウントン、フィル・デイヴィス、ピーター・ワイト、エイドリアン・スカー

ボロー

ホントに地味中の地味な作品ではあるけど、映画としての本質を余すところなく掬い取ってることは間違いないでしょうね。
人情味溢れる主人公のおばさんが「意外な結末」を迎えるシーンは、今でも私の心の奥底で静かな鐘を鳴らしつづけています・・・

過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/2005-08-12

4位:ミリオンダラー・ベイビー
監督・音楽:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン

ミリオンダラー・ベイビー

ミリオンダラー・ベイビー

  • 出版社/ メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/10/28
  • メディア: DVD

これも今年を代表する1本なので、説明は不要でしょうね。
この作品を見て安楽死に興味を持った方は、是非、8位の「海を飛ぶ夢」を観てください。
同じテーマながら、そのアプローチは全然違いますし、その多様性こそが「映画の面白さ」なのではないかと、私は感じました。

過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/2005-05-29

5位:バタフライ・エフェクト
監督:エリック・ブレス 、J・マッキー・グルーバー
出演:アシュトン・カッチャー 、エイミー・スマート 、ウィリアム・リー・スコット 、エルデン

・ヘンソン

バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション

バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/10/21
  • メディア: DVD

「えー、こんなオチってありかよ~~~!」って、思わず叫びたくなる、本当に心切ない話。
最初はB級サスペンス映画かと思っていたのですが、この映画は決してそうではありません。
「愛」について描いた、心切ないラブストーリーなのです・・・

過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/2005-05-24

6位:バッド・エデュケーション
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル 、フェレ・マルティネス 、ハヴィエル・カマラ 、ルイス・オ

マール

バッド・エデュケーション

バッド・エデュケーション

  • 出版社/ メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2005/11/25
  • メディア: DVD

「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」(傑作!!)のアルモドバル監督が、スキャンダラスな自身のことを描く私映画(?)
作品形態はサスペンス調なんだけど、そこはアルモドバル監督。美しき主人公達によるドロドロの恋愛劇あり、歪んだ幼児愛あり、寂しい悲劇ありと、もう、ホントにスゴイです!

7位:復讐者に憐れみを
監督:パク・チャヌク
出演:ソン・ガンホ、シン・ハギュン、ぺ・ドゥナ、イム・ジウン、イ・デヨン

復讐者に憐れみを デラックス版

復讐者に憐れみを デラックス版

  • 出 版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/07/22
  • メディア: DVD

昨年も数多くの韓国映画が公開されましたが、私的にはダントツにこの作品が好きでした。
「オールド・ボーイ」の前作と言うことで、作品としての「荒さ」が目立つのは事実ですが、逆にその「荒さ」が作品全体に深みを与えてると思います。
「私の頭の中の消しゴム」なんかの、10倍は面白い映画です。
ただし、カップルでは見ないでね。超「痛い」「怖い」映画なので・・・

過去の記事はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/girigiri/2005-02-13

8位:海を飛ぶ夢
監督・脚本:アレハンドロ・アメナーバル
出演:ハビエル・バルデム 、ベレン・ルエダ 、ロラ・ドゥエニャス 、クララ・セグラ 、マベル・リベラ

海を飛ぶ夢

海を飛ぶ夢

  • 出版社/メーカー: ポニ ーキャニオン
  • 発売日: 2005/10/05
  • メディア: DVD


4位の「ミリオンダラー・ベイビー」でも扱われた「安楽死」について、この作品では真向から描いてる所がまずスゴイ。特に主演のハビエル・バルデムによる全身麻痺患者役は、「これってホントに演技なの???」って思うほど完璧です。

9位:ある子供
監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ 、リュック・ダルデンヌ
出演:ジェレミー・レニエ 、デボラ・フランソワ 、ジェレミー・スガール 、ファブリツィオ・ロンジョーネ

昨年のカンヌ映画祭で2度目のパルム・ドール大賞に輝いた、「ロゼッタ」「息子のまなざし」による無軌道な少年少女のお話。
ストーリー自体は非常にシンプルだが、いつもながら心が痛く、そして寒くなる、なんとも後味の悪い作品ではあります。

10位:亀も空を飛ぶ
監督:バフマン・ゴバディ
出演:ソラン・エブラヒム、ヒラシュ・ラーマン、アワズ・ラティフ、サダムホセイン・ファイサル

戦況下で生きる少年少女たちのお話。9位の「ある子供」と同じように少年少女たちの話なんだけど、こちらの方は貧しい、厳しい状況下で必死に生きる姿がなんとも・・・

こうやって改めて振り返って見ると、改めて「よく観てるなぁ」っと自分で感心してしまう。
もう、こんな生活を10年以上続けてるので、きっとこれからも死ぬまで続くんだろうなぁ・・・

数多くの映画の中から、「何を観ようか迷っちゃう」って方は、是非参考にして下さい。
年間100本以上を10年以上続けてる訳ですから、まあ、それなりに目は肥えてると思います。

とは言え、私見ですので「観たけどつまんなかった!」っと言われても、責任は取りませんヨ♪


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